見応え抜群の観光スポット「博物館 網走監獄」がおすすめです!

網走監獄
「博物館 網走監獄」は、昭和58年に旧網走刑務所を移築して保存・公開している野外歴史博物館で、囚人たちが実際にどのように過ごしていたのかをリアルに感じられる人気の観光スポットとなっており、国の重要文化財にも指定されています。

現在は刑期10年以下の受刑者がメインとなっている網走刑務所ですが、網走監獄が再現している旧網走刑務所は刑期12年以上~無期懲役などの罪の重い受刑者が多かった頃で、ドラマや映画などで多数取り上げられています。

受刑者たちが過ごす雑居房&見張り所、恐れられていた独居房や、浴室、作業場など様々な見所があり、監獄食堂では刑務所での食事を再現したメニューをいただくことができます。

本日は、そんな見所満載な「博物館 網走監獄」について色々とご紹介して行きたいと思います。

「博物館 網走監獄」とは?

「博物館 網走監獄」は、昭和58年に旧網走刑務所を移築して保存・公開している野外歴史博物館で、囚人たちが実際にどのように過ごしていたのかをリアルに感じられる人気の観光スポットとなっており、国の重要文化財にも指定されています。

網走刑務所というと、ドラマや映画などでもよく取り上げられているため、北海道に住んでいなくてもご存じの方も多いのではないでしょうか?

今は刑期の短い受刑者が多く収容されていますが、昔は刑期12年以上~無期懲役などの罪の重い受刑者が多かったため、それを再現した網走監獄は中々知ることのできない世界を体験できるため、見ごたえ抜群でおすすめの観光スポットとなっています。

Information

名称:博物館 網走監獄
所在地:〒 099-2421 北海道網走市字呼人1-1
電話番号:0152-45-2411
開館時間:年中無休
4月1日 ~ 7月31日 9:00~17:00
8月1日 ~ 8月16日 9:00~18:00
8月17日~ 3月31日 9:00~17:00
(監獄食堂は10:00 open ラストオーダー14:30)

見学所要時間:気軽に回るなら60分程度、じっくり回るなら2時間程度が目安

入館料金:大人1,100円、大学・高校生770円、小中学生550円

アクセス:電車の場合は「JR網走駅」から網走バスの市内観光施設めぐりバス利用(その後徒歩約40分、車約7分、バス約10分)
クルマの場合は女満別空港から約20分

駐車場:無料(400台)

その他:各種電子マネー利用可、各種割引あり(割引時は現金支払いのみ)

「博物館 網走監獄」展示施設一覧

網走刑務所は明治42年の大火災によって当時の建物はほぼ全焼しましたが、昭和48年に改築が発表されたタイミングで保存運動が起こり、少し離れた位置にある網走監獄へと建物を移築再現されました。

網走監獄には、最も古いもので今から100年以上も前に建てられた歴史ある建物が移築再現されたりして、合計22棟並んでいます。

中でも、4棟が国の重要文化財、3棟が国の有形登録文化財に指定されています。

まずは網走監獄にはどんな展示施設があるのか、一覧にてご紹介いたします。
網走監獄

・鏡橋
・正門
・庁舎(重要文化財)
・網走刑務所裏門(登録文化財)
・網走刑務所水門
・職員官舎
・味噌醤油蔵
・釧路地方裁判所網走支所法廷復原棟
・休泊所
・耕耘庫
・漬物庫
・監獄歴史館
・旧網走刑務所 二見ケ岡刑務支所(重要文化財)
・高見張り
・舎房及び中央見張り所(重要文化財)
・浴場
・煉瓦造り独房(登録文化財)
・独立型独居房
・教晦堂(重要文化財)
・哨舎(登録文化財)

「博物館 網走監獄」の見所とは?

上記でご紹介した一覧の中から、特におすすめの見所を詳しくご紹介して行きます。

「旧網走刑務所 二見ケ岡刑務支所」

網走刑務所の農園作業時に使われる施設として建てられたこちらは、中には雑居房が各20房並び、それぞれ木製の堅格子付きの窓が付けられています。

また、食堂や彫刻の作業場なども再現されています。

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一番の見どころ「舎房&中央見張り所」

世界最古の木造行刑建築、五翼放射状平屋舎房のこの建物は、とても大きく見応えのある一番の見どころと言えるでしょう。

計5方向に広がる渡り廊下には格子付きの雑居房が並び、その5本の渡り廊下の中心にあるのが見張り所です。

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受刑者たちが利用していた「浴場」

獄舎の中では、現在は通常時期で週に2回(夏場は3回)と入浴回数が決められており、昔は6月~9月までの夏場が月5回入浴、その他の月は月1回だったそうです。

入浴時間も決められており、脱衣3分、第1槽入浴が3分、洗身3分、あがり湯である第2槽入浴が3分、着衣は3分と、合計15分間となっています。

時間通りに入浴を終えられずに泡だらけで終了となってしまうと、かなり厳しく怒られるそうです。

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受刑者たちが最も恐れる「独居房」

刑務所の中で受刑者たちが最も恐れるのが独居房という存在です。

ただでさえ自由がない獄舎の中でもより厳しく自由を拘束される場所だからです。

テレビがない空間で、寝食を1人で行いうため人と話す機会すらなく、唯一の楽しみである運動も個別運動場、集会や運動会への参加も許されません。

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展示物が見られる「庁舎」

刑務所のいわゆる管理棟の役割を担う庁舎は、明治45年に新たに建てられた時には網走初の電気の明かりが灯され、近代的な西洋風の建物が特徴的でした。

そういったことからこの庁舎は、「最果ての不夜城」と呼ばれていたそうです。

中に入るとちょっとした展示スペースのようになっています。

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網走監獄内にあるお食事処とは?

網走監獄内で何か飲食するとしたら、以下のスペースにていただくことになります。

「網走刑務所 旧二見ケ岡農場 食堂棟」

せっかく網走監獄を訪れたなら、リアルな食事を再現したメニューをぜひ食べてみてください。

いただくことができるのは、魚メインの2種類の定食メニューです。

「監獄食堂」

監獄食堂は2017年2月にリニューアルオープンした食堂で、吹き抜けの開放的な空間でお食事を楽しむことができ、木材使用のテラス席もあります。

営業時間:11:00~15:30(ラストオーダー14:30)
席数:85席
その他:食券機利用、入館せずに利用可能

「庁舎喫茶コーナー」

重要文化財の庁舎内のライブラリーコーナーに隣接しているのが喫茶スペースです。

コーヒーや、ソフトクリーム、ケーキなどの軽食をいただくことができます。

営業時間:9:00~18:00

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いかがでしたか?まだまだ語り尽くせぬ魅力がある「博物館 網走監獄」
北海道を訪れた際はぜひ訪れてみてくださいね。

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