札幌から知床までは4つの方法で向かうことが出来ます。それぞれの札幌から知床までの交通手段を比較し、どのルートなら旅の日程に合うのかを確認して無理のない行程を組み、より北海道の旅を楽しんでみてくださいね!どのルートなら旅の日程に合うのかを確認して無理のない行程を組み、よりよい北海道の旅を楽しんでみてくださいね!
札幌から知床までの交通手段比較
札幌から知床までの交通手段は、下記の4つから選べます。
①「高速バス」でのアクセス
→【走行距離416㎞、所要時間約7時間45分】
→【料金】一般片道/¥8,400 一般往復¥15,700(¥1,100お得)
4枚つづり回数券/¥29,300(通常より¥4,300お得)
学割片道/¥7,300 学割往復/¥3,600(¥1,000お得)
② 「JR+バス」でのアクセス
→釧路経由の場合:【走行距離517㎞、所要時間約7時間55分】
→【料金】JR¥11,440(乗車券運賃+特急料金)+路線バス¥1,650=¥13,090
→網走経由の場合:【走行距離450㎞、所要時間約9時間50分】
→【料金】JR¥10,560(乗車券運賃+特急料金)+路線バス¥1,650=¥12,210
③「飛行機+バス」でのアクセス
→【所要時間約6時間】
→【料金】JR千歳線¥1,150+JAL ¥24,670+女満別空港線 ¥920+JR¥970+路線バス¥1,650=¥29,360
④「車・レンタカー」でのアクセス
→一般道の場合:【走行距離:約417km、所要時間約7時間】
→【料金】なし(札幌から知床までの一般道ルート)
→有料道路(高速道路)の場合:【走行距離:約420km、所要時間約6時間】
→【料金】¥3,710(札幌から知床までの有料道路ルート)
これにプラスして、自家用車・レンタカーいずれにおいてもガソリン代が発生し、レンタカーにおいてはレンタル代金も発生します。
これら4手段の比較からも分かるように、やはり、飛行機を使う手段が一番短い時間で到着することができます。
しかし、それぞれの交通手段にはメリット・デメリットが存在します。
ここからはそれぞれのアクセス方法を詳しくご紹介していきますので、札幌から知床までのどの交通手段が都合が良いかというのを比較する参考にしていただければ幸いです。
①「高速バス」でのアクセス
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札幌から知床まで、斜里バスが運行している都市間高速バス・「イーグルライナー」を使う場合
【走行距離416㎞、所要時間約7時間45分】
札幌ターミナル(23:15発)
↓¥4,630
佐呂間町若佐(翌日 3:30)
↓¥6,170
東藻琴(翌日 4:45)
↓¥6,690
小清水(翌日 5:10)
↓¥6,990
清里町新栄(翌日 5:25)
↓¥7,200
斜里バスターミナル(翌日 5:45)
↓
道の駅うとろシリエトク(翌日 6:28)
↓¥8,230
ウトロ温泉バスターミナル(翌日 6:30)
↓
北こぶし知床ホテル&リゾート(翌日 6:34)
↓
キキ知床ナチュラルリゾート(翌日 6:39)
↓
知床第一ホテル(翌日 6:42)
↓
ホテル知床(翌日 6:45)
※札幌ターミナルから乗車し、佐呂間町若佐以降は降車することが出来ます。
※運賃はすべて札幌ターミナルからの金額です。
※復路便はウトロバスターミナルを9:20発、16:15に札幌駅前に到着します。
「高速バス」のメリット
●乗り継ぎなしで知床観光の拠点ウトロ温泉バスターミナルなどまで直行することが出来る!
●宿泊施設へもダイレクトで行ける!
●運賃が安い!
「高速バス」のデメリット
●1日1便しか運行していない。
●自由に休憩が取れない。
●小さいお子さん連れには不向き。
② 「JR+バス」でのアクセス
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JRとバスを使う場合
~釧路経由~
【走行距離517㎞、所要時間約7時間55分】
札幌 ¥11,440(乗車券運賃+特急料金)
↓JR特急スーパーおおぞら
釧路駅
↓JR釧網線
知床斜里駅
↓路線バス
知床観光の玄関口であるウトロ
※札幌駅から釧路駅経由で、知床に一番近いJRの駅である知床斜里駅に行きます。
※知床斜里駅からウトロまでは路線バスで行きます。
※乗り換えなどの時間を考慮すると、8時間半以上かかります。
~網走経由~
【走行距離450㎞、所要時間約9時間50分】
札幌 ¥10,560(乗車券運賃+特急料金)
↓JR特急オホーツク
網走駅
↓JR釧網本線釧路行き
知床斜里駅 ¥1,650
↓路線バス
知床観光の玄関口であるウトロ
※JR自体の実際の乗車時間は6時間程度ですが、網走駅で電車待ちの時間が長い場合はかなり時間がロスする場合があります。
※電車の乗り換えがスムーズにできるタイミングに走っている電車は、2つのルートを合わせても1日4本程度です。
「JR+バス」のメリット
●列車の本数が何本もある。
●バスより狭くない。
「JR+バス」のデメリット
●移動に時間がかかるため、1日は移動日になる。
③「飛行機+バス」でのアクセス
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【所要時間約6時間】
札幌 ¥1,150
↓JR千歳線
新千歳空港
↓JAL ¥24,670
女満別空港
↓女満別空港線 ¥920
網走駅 ¥970
↓JR釧網本線釧路行き
知床斜里駅¥1,650
↓路線バス
知床観光の玄関口であるウトロ
※札幌から新千歳空港への移動が必要になります。
※新千歳空港から女満別空港までは1日6往復の定期便(ANA、JAL)があり、飛行時間は50分ほどです。
「飛行機+バス」のメリット
●短い時間で目的地まで行ける。
「飛行機+バス」のデメリット
●運賃が高くなる。
●乗り換え等が多い。
④「車・レンタカー」でのアクセス
~一般道~
【走行距離:約417km、所要時間約7時間】
札幌から知床までの一般道ルート(料金:0円)
国道275号線、国道12号線旭川紋別自動車道(無料区間)、国道334号線 経由
国道275号線、国道12号線、国道333号線を経由し、旭川紋別自動車道(無料区間)で大空町まで行きます。
その後、道道246号線、国道335号線を通って知床半島まで行きます。
※ロングドライブの途中、宿泊をするのも楽しいですね!
有料道路(高速道路)
【走行距離:約420km、所要時間約6時間】
札幌から知床までの有料道路ルート(料金:¥3,710)
道央自動車道、旭川紋別自動車道(無料区間)、国道334号線 経由
札幌JCTから道央自動車道を走行。
比布JCTを旭川紋別道・層雲峡・紋別・北見方面に進み旭川紋別自動車道(無料区間)へ。
遠軽瀬戸瀬ICで一般道に降り、国道333号線、道道246号線、国道335号線を通って知床半島まで行きます。
※一般道、有料道路にかかわらず、安全運転を心がけましょう。
「車・レンタカー」のメリット
●自分の都合で動ける。
●料金が安い。
●途中で観光地(旭山動物園など)に寄れる。
「車・レンタカー」のデメリット
●ロングドライブのため疲れる。
●冬は凍っているため危ない。
●休憩や食事の回数によっては時間がかかる。
まとめ
今回は、札幌から知床までの移動手段についてそれぞれご紹介してきました。
・最速で行きたい方は飛行機で
・最安で行きたい方は自家用車で一般道
・乗り換えなしで行きたい方は高速バスで
・景色を堪能しながらのんびり行きたい方は電車で
どの交通手段を選択するかどうかは、旅の計画や自分にとって都合のいいものを選びましょう。札幌から知床までは、いずれの交通手段においても長時間の移動となるため、なるべく時間に余裕をもって安全に利用してくださいね!